ポーカー初心者講座vol.5「プリフロップはコールではなくベッドしよう」
こんにちは、じぇのです。
ポーカーには4つのラウンドが存在し、その中でもプリフロップはポーカーでほとんどの時間を過ごすラウンドになります(ハンドの8割はプリフロップでフォールドするのでなかなかフロップ以降に進むことはありません)
つまり、「プリフロップを制する者はポーカーを制する」と言っても過言ではありません。
特に初心者から脱出するためには必須スキルですので、プリフロップの大事な点をご紹介したいと思います。
参加する時は2~3BBベッドして参加する
初心者はリンプイン(BBと同じ金額をコールして参加する事)する事が多いですが、必ず2~3BBのベッドをしてから参加してください。
理由1.SBやBBをフォールドさせる事ができる
ポーカーでは参加者が増えれば増えるほど、自分の勝率が下がります。
つまりヘッズアップ(1vs1)が良いわけです。
SBやBBは参加費を既に支払っているため、リンプインをしてしまうとSBは追加で0.5BB、BBはタダでフロップに参加することができるため参加者が増えてしまいます。
ベッドする事により、SBとBBに参加するためにリスクを強制することができるため有効な戦術となります。
理由2.参加費が安いと弱いハンドで参加するプレイヤーが増える
リンプインするのとしっかりベッドするので参加費が2~3倍変わってきます。
参加費が安いとフロップを見て、ワンペアがあればポットを取りに行こうと考えて弱いハンドでも参加するプレイヤーが増えるため、勝率が下がります。
そのためにしっかりとベッドして参加するためにはリスクを背負わせる必要があります。
理由3.自分が勝った時により大きいポットを手に入れるため
自分が勝った時に、しっかりベッドするのとしないので最終的に手に入る金額が変わります。
では例を出してみましょう。
リンプインした場合でBBが参加してハーフベッドした場合
プリフロップ
・SB(フォールド)・・・0.5BB
・BB(チェック)・・・1BB
・自分(コール)・・・1BB
→ポット2.5BB
フロップ
・自分(ベッド)・・・1.25BB
・BB(チェック・コール)・・・1.25BB
→ポット5BB
ターン
・自分(ベッド)・・・2.5BB
・BB(チェック・コール)・・・2.5BB
→ポット10BB
フロップ
・自分(ベッド)・・・5BB
・BB(チェック・コール)・・・5BB
→ポット20BB
3BBベッドした場合でBBが参加してハーフベッドした場合
プリフロップ
・SB(フォールド)・・・0.5BB
・BB(チェック・コール)・・・3BB
・自分(ベッド)・・・3BB
→ポット6.5BB
フロップ
・自分(ベッド)・・・3.25BB
・BB(チェック・コール)・・・3.25BB
→ポット13BB
ターン
・自分(ベッド)・・・6.5BB
・BB(チェック・コール)・・・6.5BB
→ポット26BB
フロップ
・自分(ベッド)・・・13BB
・BB(チェック・コール)・・・13BB
→ポット52BB
ポーカーで大事なのは「自分が勝っているときはポットを大きく、自分が負けているときはポットを小さく」する事です。
自分がプリフロップで強いハンドが来た場合はポットを大きくする努力をしましょう。
2~3BBと書いてあるけど、いくらベッドすればいいの?
ベッドする金額は状況によって変わります。
注意して欲しいのが、ハンドの強弱によってベッドサイズを変えてはいけません。
3BB
通常は3BBで良いです。
キャッシュゲームなどの場合は低レートの場合は3BB、高レートの場合は2.5BBが一般的です。
2BB
普段は2BBのベッドはしませんが、トーナメントの終盤でブラインドが上がってきた時は、2BB~2.5BBのベッドは良い選択肢です。
トーナメントの終盤では3BBでベッドしてしまうと負けた時のリスクが大きいので少し小さくベッドします。
※書いてたら思ったより記事の量が増えてしまったので、次回に続きを書きたいと思います!
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