ポーカー初心者講座vol.4「アクションとベッドラウンド」
こんにちは、じぇのです。
さて、いよいよルールを覚えたところで実際のプレイの動きについて説明したいと思います。
アクションの種類
ポーカーでは下記のアクションをすることができます。
ベッド
誰も賭け金を払っていない場合は、ベッドして賭け金を決めることができます。
例:)
UTGは100をベッド、HJは100コール またはレイズしなければフォールドになります。
チェック
誰も賭け金を払っていない場合は、チェックして賭け金を0のまま次のアクションに進めることができます。
例:)
UTGはチェック、その後も全員チェックしたので次のラウンドに進みます。
コール
ブラインドやベッドなどによって賭け金が設定されている場合は、その賭け金と同額を支払います。
例:)
UTGは100をベッド、それに対して、HJが100をコールして払います。
レイズ
誰かが支払った掛け金よりも多い掛け金を払い、相手に再度アクションを求めます。
例:)
UTGは100をベッド、それに対して、HJが300にレイズしました。
UTG以外は全員フォールド。
UTGは200追加で合計300にしてコールするかレイズしなければフォールドになります。
フォールド
自分の手札と今までに支払った掛け金を諦めることでゲームから降りる事ができます。
例:)
UTGは100をベッド、HJはフォールドして手札を捨てます。
オールイン
レイズと意味は同じですが、持っているチップを全額賭ける場合はオールインになります。
例:)
UTGは100をベッド、HJはオールインで3000を払いました。
UTG以外は全員フォールド。
UTGは2900を追加で支払ってコールしなければ、フォールドになります。
(※HJは3000しかチップがないためレイズはできません)
4回のベッドラウンド
ポーカーにはアクションを実行できる4回のベッドラウンドがあります。
プリフロップ
プリフロップで行われる事は、
・SBとBBがブラインドを支払う
・アンティ(SBとBBを含めて全員が払う強制参加費、トーナメントなどのルールです)を支払う
・全プレイヤーにカードが2枚配られる
フロップ
コミュニティカード(共通カード)が3枚場に置かれます。
ターン
コミュニティカード(共通カード)が1枚追加で場に置かれます。
リバー
コミュニティカード(共通カード)が1枚追加で場に置かれます。
これでホールカード2枚とコミュニティカード5枚全部が確定します。最後のアクションタイミングです。
ショーダウン
参加者が2人以上残っている場合はホールカードを順番に公開します。
役が高い方が勝ちです。
もし自分の方が負けている場合は裏向きでカードを捨てる事ができます。
この場合は勝っていたとしても負けとして扱われます。
先に相手が手札を公開して負けていた場合は、自分の癖を隠すために裏向きでカードをディーラーに返しましょう。
裏向きでカードをディーラーに返す行動を「マック」といいます。
勝った場合、もしくは自分以外の全員がマックした場合はそれまでの賭け金(ポット)を全て手に入れる事ができます。引き分けの場合はポットを人数で等分し、それぞれのプレイヤーに支払われます。
次のベッドラウンドに進むための条件
1.全員が同じ金額をポットに入れる
ブラインドや誰かがベッドした場合などは、その額と同額をポットに入れる(コール)しなければ、次のベッドラウンドに参加できません。
例:)
プリフロップでSBが50、BBが100のブラインドを支払いました。
UTGが200にレイズします。
SBまでフォールド
BBは追加で100を支払い、合計200でコールします。
フロップはUTGとBBが参加、ポットは450になります。
2.全員がチェックをする
全員がチェックをして、誰も賭け金を払わない場合は、そのまま次のラウンドに進みます。
もし自分以外が全員フォールドした場合はどうなるの?
自分以外が全員フォールドした場合はポット(賭け金)を全て獲得できます。
手札は見せる必要はありません。カードを裏向きのままディーラーに返しましょう。
(見せることもできますが、対戦相手への煽りや自分の癖を教えてしまう可能性があります)
マック(カードを裏向きで捨てる)について
基本的に、フォールドする場合はマックしましょう。
カードを公開できるのは「ショーダウンの時」か「自分がフォールドしたら相手の勝利が確定するタイミング」だけです。それ以外は違反行為となりますので気を付けてください。
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